洗浄、消毒、滅菌の徹底
歯科医療で使用した血液や唾液などの付着した器具は、徹底した洗浄・消毒・滅菌により、感染症への対策を行う必要があります。
しかし、洗浄、消毒、殺菌だけでは診療器具に付着した菌やウイルスを完全に死滅させることはできません。「滅菌」を行うことで、菌やウイルスを死滅させ、患者さまへの細菌感染への危険性を大幅に低減させることができるのです。
特に、目に見えない菌やウイルスを死滅させる「滅菌」をより的確に行うために、守山区のそよかぜ歯科クリニックでは、ハンドピース専用滅菌器やオートクレーブ滅菌器を導入しています。
より正確で精密な診断、診療
CT撮影をすることにより、平面のレントゲンではわかりにくかった骨の厚みや歯の根っこの状態、埋伏歯(まだ生えてきていない永久歯や過剰歯など)の状態や位置、歯周病の進行状況、神経の位置などを正確に把握することができ、診査・診断の精度が増します。
立体的に撮影することにより、今まで見えなかった部分を見て診察することが出来るので、今までは原因不明とされた痛みや不調もCT撮影をすることで、その原因が把握できる場合もあります。例えば副鼻腔炎とよばれる副鼻腔に膿が溜まることによって歯などに痛みが起こる症状は平面のレントゲンでは炎症の程度や位置を正確に判断することが難しいとされていました。
そのため歯の痛みを感じているのに歯には問題ないため適切な処置が行えない……というような場合もCT撮影をすれば原因を把握することが出来るのです。
また、インプラントや歯科矯正など歯はもちろん、顎や骨の状況を正確に把握していなければ治療が出来ないものにおいてCT撮影は必須です。
CTがない歯科医院ではCT撮影のために大学病院など大きな病院へ紹介せねばならず、患者さん側にも手間や負担が増えるのですが、当院では院内でCT撮影が行えるので術後すぐに状況を確認することも可能。より安全・安心していただけることと思います。
平面レントゲンは本来立体的であるお口の中を平面になるように撮影するため、前歯から奥歯までが一列に並んでいるような形になります。そうなると前後が重なり合っていたり細かな部分は正確に映らなかったりするので、診査・診断にあたる術者は立体図を想像して治療しなければなりません。
歯の表側・裏側にいたるまで確認することが可能となります。そこに術者の想像は必要ありません。客観的な事実に基づいて診査・診断し治療にあたるため、精度の高い治療を行うことが出来るのです。
特に手術が必要となるインプラント治療やわずかなズレやすきまを治療していく矯正治療においてはお口の中をより詳しく正確に把握しておくことがリスク回避には必要不可欠です。例えば、神経の位置を正確に把握できていない状況での治療は、術者の経験と勘に頼ることになり神経を傷つけてしまうようなことが起こらないとも限りません。CTを導入している歯科医院はまだそれほど多くはありません。もちろんそれらの医院でも治療は行われていますが、正確さ・安全性などを考えればリスクは大いにあるといえるのではないでしょうか。
矯正治療の診断用に使う顔面と頭部のX線写真です。
正面や側面からの撮影により、あごの大きさや形態、上下のあごのズレや、歯の傾斜、口もとのバランスなどをより正確に把握・診断することができます。治療前から治療後まで撮影することで、どのように歯やあごが動いたのかを記録し、確認できます。
セファロレントゲンやその他の精密な検査結果をもとに診断し、治療計画をご提案致します。
守山区の歯医者 そよかぜ歯科クリニックではマイクロスコープを導入しています。
マイロスコープとは手術用顕微鏡のことをいい、元々は外科手術に用いられていたもので肉眼では確認できないほど細かなものも見ることが可能です。
拡大倍率はなんと20倍以上!
肉眼では見ることの出来ないものが大きくはっきりと確認できるようになりました。
マイクロスコープを用いない治療は、肉眼で確認できない部分は術者の勘や経験を頼りにすることになり、医者によって治療の差を生む原因となっています。原因を確実に取り除くことが出来ず、再発の可能性を高めているともいえます。特に根管治療と呼ばれる歯の根っこの処置は驚くほど細かなレベルでの処置が必要なのですが、マイクロスコープなら拡大して確認することが出来るので術者の勘や経験に頼ることなく、正確で確実性の高い処置を行うことが出来ます。
歯科治療においては、出来るだけ歯を削らない・神経をとらないという「最小限の介入(ミニマルインターベーション)」という考え方が主流であり、必要最小限の治療を確実に行うためにはマイクロスコープの利用は不可欠です。
なぜなら正確に細部まで確認しなければ、なにが必要な処置なのか判断することは絶対に出来ないからです。
マイクロスコープが最も活躍する治療で、今まで肉眼で確認することの出来なかった歯の神経が入っている管を確認し、処置の必要な部分を確実にきれいに処置することが出来ます。
マイクロスコープを用いない治療の場合、根管治療は再発のリスクが高いと言われていましたが、マイクロスコープで歯の先端部分まで確認できるようになったので原因を的確に取り除くことで再発のリスクを減らすことが可能になります。根管治療は患者さま側にも負担が多い(治療が長期にわたることが多いため)治療とされていますが、マイクロスコープを利用すればその負担を軽減させることが出来るのです。
マイクロスコープを利用することで削るべき部分を細部まで確認できるため、健康な歯を不必要に削るリスクを減らすことが出来ます。
自身の歯に被せものをする場合、被せものと歯の間にすきまを作らないことが最も重要です。なぜなら、そのすきまはむし歯になりやすいから。もしもむし歯が再発してしまったら、精度を高めた自費で被せたものであっても再度外して治療しなければなりません。マイクロスコープで位置やつなぎ目をしっかりと確認することで、すきまのない美しい被せもの治療を行うことが出来るのです。
当院ではマイクロスコープの最高峰であるカールツァイス社の製品を採用しています。
カールツァイス社のマイクロスコープは操作性がよく、映像の美しさが他の製品とは違います。他のマイクロスコープでは操作が難しく見えづらかった部位でも操作が容易であるため、術者の治療の妨げになることがありません。
また、アポクロマートレンズと呼ばれる赤・緑・青すべての収差を取り除くレンズを使用しているため拡大しても画像がぼやけることなく鮮明で、ブレることがないので処置したい部分を正確に映し出すことで精度の高い治療を行うことが可能となります。
マイクロスコープを使っているかは歯科医院選びに大切なポイントですが、どんなものを使っているかも極めて重要なポイントなのです。
痛みを抑えた、
快適でやさしい診療
治療などでの痛みを軽減するための麻酔注射も、注射の痛みがあっては意味がありません。麻酔注射で痛みを感じるのは、手動による注入スピードや圧力の不安定さが原因とされています。
そこで、当院では麻酔液を安定した圧力、一定のスピードで注入が可能な電動麻酔注射器を導入し、麻酔注射時の痛みを大幅に軽減することができます。
レーザー治療はほとんど痛みを感じないにも関わらず、治療効果は従来の治療と同等です。口内炎や歯ぐきの炎症の抑制、殺菌効果・止血効果もあるため、虫歯や歯周病の予防・治療から外科的な高度治療にも力を発揮します。
副作用がないので妊娠中の方や、高血圧の方、人工透析されている方にも安心してご利用いただけます。