みなさんはつめものの治療をしたことがありますか?
つめものの治療はとても時間がかかります。つめものを作る工程まで行くのにも数回治療があるのですが、
つめものの型取りをしてつけるまでは最低でも2回の来院が必要となります。
例えばあなたが土曜日しか来られないという場合、1ヶ月の半分の土曜日は歯科医院に行かなければならないということになります。
その前に治療もしているはずなので、そうなると1ヶ月間すべての土曜日が歯科医院で埋まってしまうかも!?
そんなたくさんの時間をとってつめたものですから、できる限り長持ちさせたいですよね!?
実はつめものにも種類があるのをご存知でしょうか?
保険診療のつめものと自費治療のつめもので違いが一番わかりやすいのは色です。
保険診療のものは大抵が銀色・・・いわゆる銀歯になります。
しかし最近は白いつめものもできるって聞いたわよ、といわれるかもしれませんね。保険の白いつめものも可能な場合がありますが、こちらは部位が限られています。(状況などによってはオススメしないこともあります)
では色以外には違いはないのでしょうか?白いものならどれでも同じなのでしょうか?
当然、保険のものと自費治療のものでは同じ白でも違いがあります!
わかりやすい違いは
①色の再現度の違い
②入れた直後から入れて時間が経過した後の色の違い
が挙げられます。
今回は①についてお話ししたいと思います。
色の再現度といわれてもピンと来ないかもしれませんね。
実は歯=白、といってもその白にもいろいろあります。例えば服の色でも、同じ白でもオフホワイトもあればパールホワイト、ピンク系、ブルー系、ラメ入り・・・と挙げればきりがありませんが、歯も同じように違いがあります。
また、歯はその一本だけを見ても部分的に色が違ったり、全体で見たときに色の違いが目立つ、ということもあるのです。
特に前歯はよく目立つ部分ですが、保険診療の範囲のもので作る場合は裏側が銀色のつめものになるので作り物感がかなり強くなります。表面にくる白い部分もご自身の歯との色合いが違ってくる場合もあるので、1本だけ違和感がある、と思われることもあります。
保険診療と自費治療とでは型取りの段階から使っている素材が違うので、出来上がりや金額に差があるのは当然といえば当然かもしれませんね。
当院ではさまざまな治療方法の中から、患者さんがご自身に選んでいただくことを大切にしています。治療法によってはこちらがいいとお勧めすることもありますが、特に詰め物に関しては何を重視するかはこの先使っていく皆さん自身が選ぶものではないかとかんがえているからです。
歯科医院としてはなるべくご自身の歯を大切にしていただきたいですし、できる限り削りたくもありません。
そのためにも詰め物を選ぶことが大切!という話は②の色の変化のお話とも関係してくるのでまた次の機会にお話ししますね☆
ご自身に合う治療法をお探しならまず一度そよかぜ歯科クリニックにご相談くださいね💛💛