生まれたばかりの赤ちゃんのお口の中は歯が生えていません。
歯がなくても困らないのも、歯がなくても可愛いのも赤ちゃんのときだけの特権❤️❤️
さらに赤ちゃんのお口にはむしば菌がいないという特徴があります。
実は歯がなければむしば菌は住み着くことができません。なので生まれたばかりの赤ちゃんたちのお口の中にはむしば菌が住み着く場所がないというわけ。
しかし!!
生後半年を過ぎる頃から赤ちゃんたちにもニョキニョキと可愛い歯が生えてきます。
そのときを待ってました!!とばかりにむしば菌たちはやってくるのです。
むしばは感染症とも言われていますが、感染のルートは以下のようなものがあります。
・大人や家族・友達などが使ったスプーンや箸を使う
・回し飲みや同じものをかじりとって食べる
・キス
・口移しで食べさせる
などなど
日常の何気ない行動が感染源となり得るのです。
歯が生え始める頃から2歳、3歳頃までが特にむしば菌に感染しやすい時期とされています。
この時期は「感染の窓」とも呼ばれ、その窓をいかに閉じておけるかで今後一生のむしばになりやすさが大きく変わってくるとされます。
この感染源になる行為を徹底的に防ぐことができればいいのでしょうが、現実的には難しいもの。
なので、まずは赤ちゃんの近くにいる人全員のお口を清潔にし、むしば菌の数を減らしておくことが大切です。
その中でも特に赤ちゃんのお母さんのお口の健康はより重要視されています。
実は赤ちゃんが生まれる前の妊娠している段階からお母さんのお口を清潔にし、むしば菌を減らしておくことは早産予防などの面でも重要とされているんですよ。まさにお口の健康が体全体の健康とつながっているのです。
赤ちゃんのむしば菌への感染が遅ければ遅いほどむしばになるリスクを下げることができます。
お口を清潔に保つことは自分だけでなく周りの人の健康のためにも必要なことといえるのです。