甘いものがむし歯になりやすいというのは常識!!と思っている人も多いのでは?
しかし、甘みは砂糖と同等なのにむし歯にならないものがあります。
それは「キシリトール」という甘味料。
皆さんお聞きになったこともあるかもしれませんね。
キシリトールはなぜむし歯にならないかというと、むし歯の原因となる酸を生み出さないから。
通常むし歯の原因となる菌は糖を食べて酸を作り出し、その酸が歯を溶かしてむし歯を作ります。
しかし、キシリトールはその酸を生み出さない(歯が溶けるほどの強い酸を生み出さない)ため、むし歯の原因となることはないのです。
ただし、キシリトールがむし歯の原因とならないというだけで、キシリトールが入っていればむし歯にならないということではないのでここは注意が必要です。
よくキシリトールをとっているからむし歯にならない、と言われる方がいますがそれは違います。
キシリトール配合と記載されている市販品の中にはキシリトール以外の糖類が含まれているものもあります。
キシリトール100%のものはむし歯の原因にはなりませんが、配合量が少ないものはそれ自体がむし歯の原因となり得ることもあるので、むし歯予防のために食べるときには必ず配合量を確認してください。
当院でも取り扱いのある歯科専売品はキシリトール100%のものをご用意しております😊
また、キシリトールは摂りすぎるとお腹がゆるくなると言われていますので取りすぎには注意が必要です。