コラム

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小さなレントゲンと大きなレントゲンの違いは?

当院ではレントゲンを撮る際、2種類を使い分けています。

まずは大きなレントゲン。

こんな感じでお口の中全体を映し出すためにとるもの。

この大きなレントゲンは主に初めてかかる方やお久しぶりの方など、お口全体の状況を知りたいときに撮るようなレントゲンです。

この写真は大人のレントゲン写真ですが、子どもが大きなレントゲンをとると、まだ顔を出していない大人の歯も写るので、例えば歯が抜けたけどしばらく生えてこない・・・というような場合などは大きなレントゲンをとって歯の状況を確認することもあります。

 

次に小さなレントゲン。

こんな感じでピンポイントに見たい部分だけを映します。

例えばむし歯の治療をしているはずの歯が痛む、というとき。

このようにひとつの部分を拡大してみることのできる小さなレントゲンならむし歯の再発などをみつけることもできます。

小さなレントゲンは根管治療という根っこの治療をしているときにはよく撮影します。

小さな機械を口の中に入れて撮るのでちょっとしんどい💦のですが、きちんと治療ができているか確認するためには必ず必要なものなので、頑張っていただいています。

このレントゲンなら見たいところがピンポイントで見られるので、例えば被せ物をしたはずの歯が痛む・・・神経をとっているはずなのに???というような場合でも、その歯を撮影して再発していないか、本当に神経の処置が行われた歯に痛みがあるのか(お口の中の痛みは案外わかりにくく、実は違う歯が原因だった、ということもよくあります)などの原因を探るときにも有効です。

 

どちらのレントゲンも被曝量はごくわずかなのでお子さんでも妊婦さんでも撮影できます。

とはいえご心配な方も多いでしょうから、お子さんや妊婦さんたちは時期を相談して撮影することが多いです。

レントゲンって本当に必要?と思われるかもしれませんが、

全体像や原因となる歯のことを知らずに治療にはいるのはとても危険だと思いませんか?

医師の勘だけを頼りに行われる治療・・・

それって本当に安全なのでしょうか?

だってどんなに優れたドライバーだって目をつぶって運転することはないはず。

つまりどんなに優れた歯科医師・歯科衛生士であろうとお口の中を知らなければ適切な処置をすることは難しいのです。

 

当院では最新の機材を導入することでより安全・安心な歯科治療の提供に努めております。

 

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