コラム

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つめものの違いは色だけじゃない②

前回、つめものの違いのお話をしましたが(前回分も合わせてご覧くださいね😁)、今回はその続きです。

前回お話しなかった②のつめものを入れた後のお話です。

 

つめものはもちろん物によって再現度の違い(詳しくは前回の記事を参照ください)はあれど、出来上がってきたときには

もちろん綺麗な状態で納品されてきます。

それをつけるのですから、つけた直後は綺麗なのは当たり前ですよね。

しかし、素材によっては使っていくうちに変色していきます

 

例えば子ども用のプラスチック茶碗を思い浮かべて欲しいのですが、あれも買った直後は真っ白なものでも

時間が経つうちに黄ばんでいくのを実感することはありませんか?

お料理をする方はイメージしやすいと思うのですが、あのプラスチック容器にトマトソースを入れて何時間か置いておくとどうなるでしょうか?トマトソースの入っていた部分だけ変色してしまいますよね

それと同様の現象が歯でも起こるとしたら・・・?

 

歯のつめものの白いものにはプラスチックでできているものもあります。もちろん、歯は意図的に何時間も浸けられるということはありませんが、トマトソース以外にもコーヒー・紅茶・赤ワイン・チョコレートなどの色のつきやすいものを避けて生きていくことは難しいことです。

食べ物以外にも喫煙や口呼吸などによって変色しやすい環境にある場合もあります。

 

「まぁ、でもちょっとくらい黄色くなるだけでしょ?」と思っていますか?

よ〜〜く考えてみてください。色がつきやすいということはつまり「汚れがつきやすい」ということなのです。

 

そもそもなぜつめものをすることになったのか考えてみて欲しいのですが、磨き方や生活・歯磨き習慣などによってむし歯になってしまった(むし歯以外にもつめものをすることはありますが)ために、そこの部分はつめものをつけることになったはず。

ということは、今までと同じようなケアの方法では再びむし歯になってしまうリスクは大いにあるということ。

汚れがつきやすいという状況はそのむし歯のリスクを高めているともいえます。

逆に汚れがつきにくいつめものもあります。こちらは見た目の美しさはもちろん、清潔が保ちやすいというメリットがあります

 

むし歯は治したら終わり、というものではなく、一度むし歯の治療をしたところは常に再発のリスクを抱えているものです

再発のリスクを下げるためにはお口の中の清潔を保つこと、定期的に検査を受けて再発の兆候がみられないかを確認すること、歯磨き習慣を見直すことなどが挙げられます。

つめものの素材を知り正しく管理することも大切なことです。つめものを作り直すとなるとまた費用も時間もかかりますし、なにより今以上にあなたの歯を削るという最大のリスクがあります。

今ある歯を大切にするために、治療方法を知りご自身にあったものを選ぶことも大切ですよね。

 

気になること・お困りのことなどは当院に直接お問い合わせくださいね😙

 

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