前回のおやつの記事にもありましたが、よくある「適量」って結局はどれくらいなの?
と思ったことはありませんか?
私はあります!
例えばおやつの適量を知るためには、その子ども自身をよ〜〜〜〜〜く知る必要があります
私たちは歯科医院ですから、日常の様子まで知ることはなかなか難しいものがあります
歯科医院では上手に歯磨きができるのに・・・💦という話はよく聞きますし、学校ではなんでもよく食べるのに、
外食するとモリモリ食べるのに・・・なんて話はよく聞くところであります
子どもたちをよく知っているのはやはり保護者の方ではないかと思います
じっとしている暇がないほど動くのが大好きな子がいれば、じっと本を読んだりすることが好きな子もいます
例えば食べるのが大好きな子どもがいれば、前者はたくさん食べても問題ないように思い、ほしがるまま与えるという方もいるでしょうが、よく動くからといってカロリーの高いスナック菓子などをたくさん食べていては健康面でもお口のことを考えても問題があるかもしれません
食べるのが好きな子なら食べる量はもちろん、食べる種類を工夫してみるのもいいかもしれませんね
量は減らさず質を変えるのです
例えば今まではおやつにクッキーを食べていたのならおせんべいに変えてみるとか、砂糖を減らしたクッキーにしてみるとか・・・
とはいえ、いままで濃い味や甘いものに慣れていたものを急に変えるのはとても難しいこと💧
例えば一食でみるのではなく、2〜3日のトータルで食事量を見てみる、とか
食事の出し方を工夫してみるとか、おやつはおせんべいなどに変える代わりに選択できるように何種類も用意してみる、など色々と試してみてはいかがでしょうか?
お袋の味はいつまでも覚えているもの、などといいますが、
3〜5歳ごろまでに食べて「美味しい!!!」と感じたものは大人になっても強烈に覚えていて食べたくなるものになるのだそうです
つまりこの頃までに薄味に慣れ親しんでおくことや自然の味を知っておくことは大人になってからの健康面を考えてもとても有効であるといえます
今渡すおやつは子どもさんにとって本当に必要なものでしょうか?
心の栄養面という意味で必要な場面もあるでしょう
体の栄養面で必要な場面ももちろんあるはず
あなたの大切な子どもさんの体や歯を作るための食事です
適量やその質について今一度、真剣に考えてみませんか?
食のご相談は当院の管理栄養士までお気軽に🎵