先日見ていたテレビでタピオカミルクティの話をしていました。
今や大ブームのタピオカミルクティですが、なんと!!!
タピオカミルクティには多くの砂糖が含まれているというお話で、その数がなんと角砂糖20個分(以下、ご紹介するものを含め、もちろん個体差があります)。
多いものになると角砂糖25個分も含まれているものもあった、とのこと。
ちなみに当院でも以前掲示していたものがありますが、例えばみんな大好きなシェイクはタピオカミルクティに勝る30個以上の砂糖が含まれているとされています。乳酸菌飲料はあの小さいボトルに角砂糖3〜4個程度が含まれているという計算になるそうです。
そう聞くと急に食べる気が失せてくるような・・・💦
とはいえ、美味しい食べ物を食べないなんてもったいなさすぎる!!!
私たちも歯科医院で働いていますが、当然甘いものを食べないという選択肢などありません笑
実際、歯科先進国と言われるスウェーデンなどは日本人より甘いものを食べているという調査結果もあります。
しかし、甘いものを多くとっているはずのスウェーデンよりも日本の方がむし歯になっている率は高いのです。
つまり甘いもの=むし歯になる、といった簡単な構図では語れないというわけ。
むし歯にならないためには甘いものを控える以外にも気をつけなければならないポイントがあるのです。
例えば歯磨きの方法もそうです。
歯ブラシのヘッド(毛が乗っている部分)の大きさはあなたのお口に合っていますか?毛先のタイプはあなたのお口に適したものでしょうか?
歯茎と歯の境目はちゃんと磨けていますか?
フロスや歯間ブラシ、ワンタフトブラシといった歯ブラシ以外のものを使ってお掃除をすることがありますか?
などなど、歯磨きに関してだけでも気にかけるポイントはたくさんあります。
甘いものを食べた後は特に意識して歯磨きをするだけでも効果が違いますよ!!
タピオカドリンクなんかは持ち歩きながらちょこちょこ飲み続けるという方も多いかもしれません。
だらだらと食べ続けることもむし歯にとって好都合な環境を作り出しています。
例えば食べ放題の後やずっと飲み食いを続けていると歯がギシギシした感じがしませんか?
これは歯がむし歯になりやすい環境にいることのサインだったりします。
美味しいものを食べるときには極力だらだら食べ続けたりしないことが望ましいです。
体の健康面から考えても、甘いものは毎日ではなく時々のお楽しみにするのがいいかもしれませんね