クリニックブログ

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子ども用歯磨き粉と歯磨きジェルの違いとは?

そよかぜ歯科クリニックでは歯ブラシなどの口腔ケアグッズも一緒にご紹介しています。

その中でよくご質問いただくのがこの二つの違い⬇️

 

 

パッと見はデザインは違うけど同じもの??と思うかもしれませんが、この二つは用途が違います。

向かって右のクマの絵が描いてあるものは「チェックアップこども」という商品で、いわゆる歯磨き粉として使うものです。

こちらの特徴は低発泡・低刺激(低香味)・低研磨の3低。

低発泡とは無駄に泡立ちをよくしていないということ。市販の商品の中には泡立ちのよさや爽やかさを売りにしているものも多いのですが、泡立ちがよすぎるものはしっかり磨いていないのに磨けているような錯覚を起こしやすいとされています。

不必要に泡立つことがなければある程度の時間しっかりと歯磨きすることができるはず。

また、市販のものには研磨剤が多く含まれているものもあります。

研磨剤を使うと確かに歯が綺麗になると感じる方も多いのですが、それは歯の表面を削って綺麗にしているということでもあります。研磨剤は歯や歯茎を傷つける恐れがあるので注意が必要といわれています。

歯科専売品はフッ素の配合量や泡立ち・研磨剤の有無など歯とお口の健康をより考えて作られているものといえます。

こちらの歯磨き粉は使い方は通常の歯磨き粉と同じですので、歯磨きの際に適時お使いいただけるものです。

 

そして左側のぶどうの絵が描いてあるものは「チェックアップジェル」という商品です。

チェックアップジェルは「歯磨きの後に使う」というのが最大の特徴といえます。

歯磨きの後に!?と思われるかもしれませんが、最新の予防歯科の考え方は「歯磨き剤の成分はできる限り長く行き渡らせるほうがいい」というもの。

つまりこのチェックアップジェルは歯やお口の中にフッ素などの成分を行き渡らせるために使用するものといえます。

予防歯科の観点からいくと、歯磨きは「しっかりみがいて軽めにゆすぐ」をおすすめしています。

歯磨き後のうがいをしすぎてしまうと、歯磨き粉に含まれる成分まで流してしまうからです。

とはいえ、汚いお口の中を磨いた状態でしっかりうがいができないというのもツライですよね!?

 

そこで、歯磨き後にしっかりうがいをした後に「チェックアップジェル」を再度歯に塗るようにして行き渡らせます。

チェックアップジェルは泡立ちがほぼないので少量の水で軽くゆすぐだけで大丈夫!

特に夜寝る前に使用することで夜間のむし歯リスクを下げることができると言われています。

 

この二つはにているけれど使い方に違いがあります(そして値段も違います)。

より詳しい使い方などはそよかぜ歯科クリニックにお尋ねください😀😀

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