クリニックブログ

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おやつのあれこれ

こどもも大人も大好きなものといえばおやつの時間ではないでしょうか?
農作業の合間の10時と15時はおやつの時間としてお茶を飲んだりする習慣は古くからあるものだと思います
このおやつの時間、こどもにとってはとても大切なものだったりします

 

とはいえおやつの食べ過ぎやダラダラ食べはむし歯の原因にもなるのでメリハリをつけてとりたいところです。

※⬆️この美味しそうなおやつは管理栄養士のレシピを元にスタッフが作ったものです😋

 

離乳食の時期を終える1歳半〜2歳頃からこどもの動きはより活発になります
止まっている時間は寝ている時くらい、という言葉も大げさではないくらい常に動き回っているのがこどもです
こどもたちは当然体が小さい分食べられる量も少ないですが、大人が赤ちゃんくらい動けばお金がたまって仕方ない、という言葉もあるように運動量が多い為、カロリー消費も当然多いのです
大人のおやつは捕食というよりは心の栄養であったり、一種の娯楽であったりと食事と考えることも少ないものですが、
こどもたちにとってのおやつは食事の一環であると考えるのが自然です

なので甘すぎるものを避けたり、量や栄養に気を配るのも至極当然のことではないでしょうか

こどもにとってのおやつは食事の面が強いので、

おやつ=お菓子や甘いもの、というような大人の感覚ではなく
おにぎりや野菜スティックであっても立派なおやつ
市販のおやつでも一種類を袋ごと渡すよりも、

何種類かを適量お皿に出してあげるようにするなど
栄養やカロリーに偏りがないように注意が必要です

 

なぜ歯医者さんがおやつの話を?と思われるかもしれませんが、歯医者にとっておやつ問題はとても身近です
なぜならその選び方や食べ方はお口の問題と直結していることが多々あるから
おやつは子どもたちが年齢を重ねるほど親の目が届きにくい食事であり、幼児期から正しい選び方を大人が教える必要があります

幼児期から甘いものを制限なく食べていればむし歯のリスクは当然高まります
また、甘いものを好むようになれば自分でおやつを選ぶ際にも甘いものを優先的にとるようになったり
親がダラダラ食べる習慣を良しとしていれば、その習慣は子どもにも引き継がれることになるでしょう

以前歯磨きは習慣づけだとお話ししたことがありますが、おやつの選び方や食べ方についても同じことが言えます
大人の目が届きやすい幼児期はそれらの習慣を獲得し継続するのには最適な時期です
まずは専門家による指示・指導を大人も一緒に聞き実践してみてはいかがでしょうか?

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