皆さんは歯=白いというイメージかもしれませんが、実際のところは白一色でできているわけではありません。
歯の白い部分はエナメル質という一番外側の部分だけで、実際の歯は層になってできていて真っ白なわけではないのです
なんだか歯が黄色っぽくなってきた気がする・・・という人はもしかしたら歯の表面のエナメル質が薄くなってきているのかもしれません。(それ以外にも歯の黄ばみには色々な原因が考えられます)
例えばこちらをごらんください
これはどちらも歯を模して作ったもので、両方とも白く見えていることと思います。
これを光にあててみるとこうなります⬇️⬇️⬇️
こんな風に中の象牙質という層が透けて黄色っぽく見えている場合があります。
特に、表面のエナメル質が薄くなっている場合は右図のように黄色っぽさがより強く見えることも。
ここまで極端ではないにしろ、歯=白いというのは当たり前のことではないのです。
歯が黄ばんでいる原因としてよく思い浮かべられるのが汚れだと思うのですが、先のように歯の表面のエナメル質が薄くなってしまうことで、しっかり歯磨きをしているはずなのに歯が黄ばんで見えることはあります。
歯のエナメル質が薄くなる原因は毎日の食事や歯磨き習慣によるところが大いにあります。
だらだらと食べ続けていたり歯ブラシで強く磨きすぎたりすることでエナメル質は溶け出したり傷ついたりするのです。
食後はしっかり歯磨きをすることや食事の時間を決めること、歯ブラシの適切な使い方を知ることは歯の健康はもちろん、美しさを守るためにも大切なことです。
また、被せ物をしている場合、歯の土台を金属でつくることがあります。この金属部分が見えることで自費の被せ物でも作り物感が出てしまう場合もあります。(特に前歯は金属の土台で作る被せ物だと作り物感が出てしまいやすいところです)
被せ物の場合は土台に金属を使用せず作れるものもあり、当院ではご自身の歯と同等なほどの美しさを再現できる被せ物もご提案できます。
歯の白さは当たり前ではないからこそ価値があるもの。
歯が黄ばんでいると5歳は老けて見えるのだそうです・・・💧
ぜひこれからは歯の表面部分にも意識を向けてみてくださいね✨