2021年も早いもので半月が経とうとしていますね。
まだまだ落ち着かない毎日ですが、そよかぜ歯科クリニックも感染症対策に努め頑張っていきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
先日鏡開きもありましたが、年末年始から続くご馳走やデザート等々でたくさんのものをたべ続けている日々なのではないでしょうか?私はやることもないのでよく食べる年末年始でした😅
砂糖の多いものはむし歯になりやすい、というのは皆さんよくご存知だと思います
特に小さなお子様にはできるだけ素朴で自然なものをあげているわ、とおっしゃる方も多いです
しかし、食べ方についてはあまり考えたことがないのではないでしょうか?
一般的にダラダラ食いはお口の環境的にはよくありません
例えばお弁当を食べて、その流れで食後のデザートを食べて、さらに小腹が空いたからと追加でなにかつまんだり・・・
というような食べ方が実は一番むし歯を作りやすいのです
例えば食べ放題などでたくさん食べた後、歯がキシキシするような感覚を感じたことはありませんか?
あれは歯の成分が溶け出しむし歯になりやすい状態になっているサインです💦
食事をすることでお口の中にいる菌が酸を生み出して歯のミネラルやカルシウムが溶け出していきます
これを脱灰といい、食後は唾液がその溶け出したミネラルやカルシウムを歯に再び取り込ませる再石灰化が起こり
1日の中でそれをなんども繰り返しています
脱灰が進み再石灰化が行われなければ、いずれ歯に穴があいてしまってむし歯になってしまいます
再石灰化が起こるのは食後10分〜15分以降とされ、当然その間に食べ物が口に入ればまた脱灰が進み
再石灰化は一からやり直し、ということになります
つまりいつまでもダラダラと食事をし続けることはすなわち脱灰しつつけること
むし歯を作りやすい口腔環境を作り続けていることとも言えます
食事は時間を決めてしっかり食べること、間食は食事との間をあけてダラダラと食べ過ぎないこと
健康的な口元を作るための間食にはルールがあるということをぜひ頭の片隅に置いておいて欲しいと思います😊😊